ねじれるような下腹部の鈍痛、そして立っているのも嫌になるほどの腰の痛み…
そんな生理特有のつらい痛みは、女性の憂鬱な悩みのひとつです。
せっかくの夏、痛みとダルさで気分も落ち込んで、レジャーも楽しめなかった…
なんてことがないように、少しでも痛みとサヨナラする方法を知りたいですよね。
そこで今回は夏にやりがちな生理痛をひどくするNG行動について、医師に話を伺いました。
夏にやりがちな、生理痛をひどくしてしまうNG行動って?
つらい生理痛は、体質だからとあきらめてしまっている方も多いようですが、実は普段の何気ない行動が、生理痛をより重くしてしまっている、という場合があります。
特に夏にやってしまいがちなNG行動について確認してみましょう。
薄着&タイトな格好夏場は特に薄着になることが多く、外ではちょうどよくても冷房の効いた屋内に入ると下腹部や腰回りに冷えを感じることはありませんか?
この薄着や、あるいは腰回りを締め付けるスリムジーンズやタイトスカートなどの格好は、生理時の経血の排出に必要な子宮の収縮を妨げてしまいます。
これにより、子宮を収縮させるための痛み物質として知られるプロスタグランジンの分泌が促進され、生理痛をひどくすることがあります。
冷たいもの&カフェインの摂りすぎ暑いからといって冷たいものを摂りすぎると、体が冷えて血行が悪くなり生理痛の痛みのもとであるプロスタグランジンが多く分泌されてしまいます。
またコーヒーや緑茶などに含まれる「カフェイン」には、体を冷やす作用があります。
そのため、特にアイスコーヒーやアイスティーなどの過剰摂取には注意が必要です。
シャワーだけの入浴夏場は特に、湯船に浸からずシャワーだけで簡単に入浴を済ます方も多いのではないでしょうか。
シャワーだけの入浴は、湯船に浸かることに比べ体を芯から温めることができず、生理痛にはよくないとされています。
生理痛軽減のために!ワンポイントアドバイス
夏場の生理痛対策でポイントとなるのは「冷え」や「締め付け」ということがお分かりになられたかと思います。
冷え対策としては、オフィスや学校に一枚ひざ掛けを常備しておいたり、バッグに薄いカーディガンを忍ばせておくだけでもかなり違うと思います。
締め付け対策としては、長時間同じ姿勢をしないようにすること、また柔らかくて伸縮性のある素材の衣服を選ぶようにすることなどが挙げられます。
またストレスは、ホルモンバランスや自律神経を乱し、生理痛悪化に繋がります。
夏場は特に暑さに加え、旅行やイベントなどで疲労も溜まりやすいので、十分な休養をとるようにしましょう。
スマイルではこの様に女性の体調管理に常に意識して、様々な情報収集を行っております。